23日午前、京都の世界遺産・清水寺へ続く坂にある桜の木が突然、倒れました。男性1人が下敷きになりケガをしました。
無残にも倒れてしまった桜の木。午前11時40分ごろ、「木が倒れて下敷きになっている」と目撃者の女性から110番通報がありました。
場所は、京都市の世界遺産・清水寺へ続く「産寧坂」。シーズン中はライトアップされた夜桜が楽しめ、風情あふれる石畳の階段と土産物店などが立ち並び、 多くの観光客で賑わう人気のスポットになっています。
倒れた木は高さ約9m。近くの店の人によりますと、100年以上前からある有名な枝垂桜だということです。
近くの土産物店の店主
「かなり大きい音やで、ガッシャーンって。台風の後やったらわからんけど、何にもない平穏な時やし。えーっよ」
警察などによりますと、遠足の引率で訪れていた三重県の高校の62歳の男性教員が、倒れた木の下敷きになりました。男性は、肩の骨を折るなど重傷とみられます。
◇◇◇
現場から最新情報です。(取材・報告=阿部頼我 記者)
(Q、現在の様子は?)
倒れていた木は、ほぼ撤去されました。向こう側が見渡せるようになりました。午後2時半ごろから作業が始まり、チェーンソーのようなもので木を切り落とし、切り落とした木をトラックに積み込んで搬出する作業が行われています。通行止めの解除には、もうしばらく時間がかかりそうです。
(Q、観光客が多い場所ですよね?)
土産物店や料亭などが立ち並ぶ人気の場所で、通行止めを知らず、一本道を歩いてきて、引き返す人の姿も見られました。一時は人だかりができていました。
(Q、倒れた木は?)
倒れたのは枝垂桜で、樹齢は100年ぐらいだろうということです。この枝垂桜が咲くことで、清水全体の桜が咲き始める、地元にとって目印のような桜として親しまれていたということです。
(Q、倒れる前に前兆は?)
警察が被害者に聞き取りしたところ、被害者は「倒れる前に、ボキボキという木が折れるような音がして、振り返ったところ、突然、桜の木が倒れてきた」と話しているということでした。地元の人たちに聞くと、本当に突然、急なことで驚いた。まさか桜の木が倒れてきたとは思わなかった、という声が聞かれました。
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