地鎮祭が無事に執り行われました☆ [2019年5月13日]
令和元年 最初の投稿となりました!
そして 解体お祓いが昨朝 五月晴れの中
無事に執り行われました。
綺麗に整頓された室内は 静かにその愛された時間をなぞるように
息をひそめているようでした。
柔らかい 優しい気持ちになるご住宅。
新しいものばかりを建てるのが建築ではありません。
古き良き建物と時代に またね と声をかけるかの如く
そんな過程(解体)を通過します。
それまでの毎日がこのドアノブを見れば 伝わってくるようでした。
「有難う」
式が厳かに始まります。
ひとつひとつを丁寧に行っていきます。
ご住宅と一緒でお庭も とても立派で
大きな石や木々が生き生きとそびえたち
ご家族様の歴史と共に歩んだであろう大きさと
そして 足元には春からの季節を訪れる花や新芽が声をかけてくるようです。
神主さまは 大きな大木、お石にもご祈祷していかれました。
お写真には鎮物(しずめもの)のお札が見えますね。
こちらは 基礎工事に実際 こちらのお札を埋めていきます。
今は実際に埋められないので 埋める真似になり ご祈祷をしてくださっています。
玉串奉奠(たまぐしほうてん) 神様に玉串をささげる儀式を行います。
神主さまが お隣でやり方を丁寧に教えてくださいます。
神様へのお供え物を下げていきます。
神主さまの所作、お言葉のトーンが
ひとつひとつしっかりと伝わります。
そして
直会(なおらい)です。
神様にお供えしたものを 皆でお下がりとしていただく儀式だそうです。
感慨深い解体お祓い。
私たちにとりましても
まるで 一緒に共にしてきたような そんな疑似体験を感じる時があります。
「暮らす」と「暮らし」の違いを感じる瞬間のひとつがこの解体お祓いです。
暮らすは私たちにとっての生きていくためにある必要な動作。
暮らしは その動きではない、その人のアイデンティを含む・・・いわば人となり。
「暮らし」あるご生活のにおい。
それを感じた時に 擬似体験をするようなそんな感覚に陥ります。
(「家」が好きだからこその感覚かもしれません・・。)
キッチンをぐるぐる回るお子様。
きっとお家も 心から喜んでいることと思います。
新しくお建物を建てさせていただきます事
またその大事な人生の1ページに携わらせて頂きます事・・・
有難く感じております。
その念を行動でもって 進めていく所存です。
オーナー様 おめでとうございました!